鳥のような木の実

ココカラ展後の「To Do リスト」がようやくほとんど片付いて自分の時間が戻ってきました。
秋にはぜひ行っておきたい好きな場所、私市(きさいち)植物園を散歩しました。
メタセコイアの林の中で、フと足元を見ると見たことがない木の実が。鳥みたい!
何の木の実なのかは不明ですが、お母さんはきっと大きな木なのだと思います。
子どもの木の実に羽をまとわせ「遠くへ遠くへ飛んでいくのだよ」と送り出したのだと思います。
種をつなごうとする生命の神秘とロマンだなぁ~と感心してしばし見つめました。

3年前に台風で体を半分もぎ取られた大イチョウ、傷は癒えて元気になっていました。
あの台風で傷ついた森は剪定されたように、暗かった大木の下に光が届き
新しい低木が育ち新たな森へと生まれ変わっていきます。
自然が施す淘汰は、奪うだけではなく新たな物を生み出すためでもあると知らされます。