花手水

昨日はアジサイを見に長岡京市の柳谷観音楊谷寺へ行ってきました。

善峯寺・光明寺とともに京都西山三山のひとつ

十一面千手千眼観音菩薩をご本尊とする古いお寺です。

こんな竹林がずっと続くクネクネした細い山道を登った山の上にあります。

ところで、最近お寺へ行くと手水鉢に花がギッシリ浮かべてある「花手水」をよく見ます。

最初は桜の花びらや紅葉が飛んできて水に浮かんでいるのがキレイだ・・

と、いう所から発想を得たのでしょうが、もう思いっきり盛ってあるのが最近のスタイル。

その「花手水」を「最初にしたのはウチです」と楊谷寺さんはおっしゃっています。

確かにキレイです。お坊さんが花手水を整えているところを見てみたいです。

花手水だけではなく、コチラのお寺ではこんなモノも・・・

ハート型にくりぬいたベンチ。ハート越しのアジサイ撮影用。

先日ニュースで紹介されたこともあって若い人もたくさん来ていました。

こちらのお寺の奥の院は元々女性の守り神さまを祀ってあるので

女性に来てもらう努力をされるのは良い事かと思われます。

とはいえ、佇まいを変えてまで「映え」に走る名所が多いのはちょっとね・・・と思う昨今。

楊谷寺さんは、SNS映えをうまく取り入れながらも

古刹としての貫禄と風情は失うことなくとても落ち着く良い場所でした。

秋の紅葉の頃にも訪れてみたいです。

前の記事

走るリングガール

次の記事

わが家の花手水