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21日水曜日、古川初穂ピアノトリオ2ndアルバム発売記念ツァー 神戸ライブが終了致しました。
会場で空気を震わせる音とリズムの波に浸られた皆様、ご来場いただきありがとうございました。
やむなく仕事場から、またはご家庭より応援いただいた皆様、熱い声援をありがとうございました。
このトリオが結成された’07年より、ライブ毎に新たな驚きと感動が刻まれ、
このトリオならではのスタイルが築かれていく現場に接してきたのですが、今回のライブで
さらにこのトリオの唯一無二のスタイル、アイデンティティーを感じました。
今回のツァーは、ご当地ソングを中心に組まれたプログラム、アレンジ曲が8割を占めます。
オリジナル曲がむしろ少ないプログラムで、トリオのアイデンティティーを感じた?なんて
考えれば皮肉な話ではあります。
もちろん今までのオリジナルでもこのユニットの力量は十分見せつけられていたのですが、
既成の曲のアレンジという今回のライブで、トリオのもつ音楽性の豊かさ、フィールドの広さと深さが
より明確になったと思います。
よくある、「○○をジャズ風に~」というアルバムでは、ただ、ジャズっぽいコードをつけ
スィング、ジャズワルツ、ボッサノヴァにのせて演奏、アドリブが始まれば、誰が演奏しているのか
全く見えてこない、そんなアルバムがほとんどでした。
でも、この古ピトのご当地ソングのアレンジ、そこには明確な「古ピト印」の刻印が押されて
いるのです。
コードに持たせる色合い、味、リズムのうねり、音形、アイディア・・・
古川初穂ファンなら、そこかしこに「はっつあん」の薫り、色を感じられることでしょう。
でもそんな手法云々よりも、生まれ変わった曲、その心踊る音に、体が自然と動き、
遠い土地の空気、光や風を、大地のぬくもりを感じることができる・・・
たとえば、東京ラプソディー
今回、ライブでピアノ横にPCを置いて、一体何をシンクロさせて凝ったことしはるんやろ?と
思っていましたが、、MCで原曲を流す為でした。(笑)
藤山一郎さんの朗々とした歌声、ラジオの音声に、あの時代どれだけの人が夢や希望を抱いて
聴いたのだろう・・・そんなことをふと思います。
あの時代に、あの曲を聴いた人たちが抱いた思い、音楽から得た力や希望を今に甦らせる!
原曲に敬意を払いつつ、原曲のもつ力をこのトリオのアレンジと演奏で、倍増、いや何十倍にも!
それが、ご当地ソングのコンセプト - 古ピトというフィルターを通してのアウトプットの方程式
だったのだと思います。
このHPでも秀景満ライブの紹介でおなじみ、素晴らしいベーシスト須藤満さん、
神戸が誇る大活躍のドラマー、則武裕之さん,の最強リズム隊
このお二人の素晴らしさは、目をみはる技巧にも、常にその先にある「音楽」が見えてくることだと
思います。
ピアノ、ベース、ドラム、三人の音が融合し、どんな曲であれ、紛れもない「古ピト」の音、
古ピトにしか出せない音となり、私たちの心を動かします。
残念ながらツァー途中ですので、プログラムを公開するのはひかえておきます。
でも、ひとつ挙げるとすれば、オリジナル「予感」の演奏のすごさ・・・
たとえば、技術的には、男子フィギアの4回転ジャンプ級の超絶技巧がどのメンバーからも
飛び出すのですが、3人の音から、中心にひとつの火柱があがるような、
CGでも見ているかのような、熱い音のエネルギー変化・・圧巻でした。
もうひとつ、挙げるとすれば・・・ご当地ソング
前回は「そして神戸」だったのですが、もう一度「そして神戸」。でも、アレンジは全く違います。
「雨の御堂筋」も私が2年前大阪で聴いたヴァージョンとも違います。
同じ曲でも、同じアレンジではやらない、そこまでノルマを課す古川初穂隊長は
どこかの誰かさん達と同じく、自分を追い込まずにはいられないようですね(笑)
早速、白根真理子さんが東京でのライブのことをアップされていたのですが・・
「宇宙戦艦ヤマト」があったとか・・いいですよねえ・・
それぞれのライブのご当地ソング、今回も続けておられるようです。
そんなライブ、神戸にお越しくださったお客様、実に9割の方がCDを購入、
アンケートを書いてお帰りになられました。 ありがとうございます。
この事だけでも、ライブの素晴らしさは充分お伝えできるのではないでしょうか。
「たくさんの力をありがとうございました。また、明日から仕事に励みます」
- お越しいただいた方からの言葉です。
古川師匠、須藤さん、則竹さん、感動と感謝の気持ちは、言葉では言い尽くせません。
ありがとうございました。
そして支援いただいた皆様、萬屋宗兵衛の皆様、HIRO、チームVG、
お世話になったすべての方々に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。

つうこ