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お正月を過ぎるとすぐに「えべっさん」十日戎がやってきます。
写真は今日撮った枚方の戎神社の写真でのんびりローカルな雰囲気ですが、
学生時代にご本家「今宮戎」でアルバイトをした時のことを思い出しました。
いえ、「福娘」ではありません (^-^;
今宮戎は真ん中に本尊があり その周りぐるり一周桟敷席のようになっていて
戎祭りの時はそこが全部「福笹売り」の売店になります。その売り子のバイトでした。
いくらだったか忘れたけれど、とにかく破格の時給でした。
商売の神様からお祓いをうけたありがた~い福笹に「吉兆」とよばれる小判や俵や鯛の形をした
お飾り物を結びつけて売るのが仕事。右の写真のように巫女さんの格好ではなくハッピでした。
その「吉兆」はハリボテなのに1個1000円とか1500円していて、
少し見栄えがするくらいの数を付けると軽く10000円くらいにはなってしまうシロモノです。
相手がお商売人さんなので昼間はすいていて、
吉兆を選んでもらって笹に結びつけ計算して・・・ と悠長にやっていたのですが、
夜になると人が押し寄せてきて参道は身動きがとれないくらい人がビッシリ!
とても吉兆を選んでもらって結びつけて、なんて状態ではありません(大汗)
そこで私たちバイトも賢くなって「飾りつけ班」と「売り子班」に分かれ
後ろで吉兆を適当に組み合わせて「飾り付き福笹」をどんどん作り
前列の子が「これ1万円 !!」というと参拝客が手をのばしてきて「こうた!!」と飛ぶように売れました。
当時はバブルの絶頂期、2万円や3万円の福笹を作っても本当に飛ぶように売れました。
笹を前にかざすと人が飛びついてくるような感じで魚釣りをしているようで面白かった・・・
お金を受け取るものの、元締めのオッチャンのところまで持っていく暇もなく
10人位いるバイトの売り子はお金を後方へ投げるようなカタチになって
背後では1万円札が紙吹雪のように舞っていました。
毎年えべっさんの時期になると、暗闇の中で「こうた!!」と言って奪い合うようにつきだされる無数の手と
バックヤードではいつくばりながら1万円札をかき集めていた二人のオッチャンの姿を思いだします。
まさに「バブル」でした。

HIRO