透かしホオズキ

透かしホオズキを作りたくて8月の最初にホオズキを水につけました。
ヘチマやヒョウタンと一緒で柔らかい部分を腐らせて取り除き
繊維の部分だけを残す手法です。
暑い暑い真夏ならば1週間から10日ほど置けば
赤い部分は溶けるように腐敗するはず・・・ でしたが
長雨で案外気温が低かったせいか、いつまでたっても腐敗は進まず
今月に入ってようやく「透かし」っぽくなってきました。
歯ブラシでかなり強くゴシゴシこすって、ようやく葉脈だけに。

乾かして、透かしホオズキがやっと出来上がりました。
透かしホオズキは暑い夏に「目から涼をとる」ための装飾手芸なのですが
もうすっかり秋の気配・・・
何もかもが思うようにはならなかった今年の夏の忘れ物のようです。