ヤドリギのリース

ヤドリギはとうとう全部の枝を落としてしまいました。
名残惜しくて、落ちた小枝を拾い集めてリースを作りました。
まだ生きているように青々として実は光を帯びています。
いつまでもどこまでも不思議な植物です。
話は変わるのですが、SMSについて思ったことを書きます。
Instagramで、あるフロリストさんに心惹かれてフォローさせていただいています。
ドライフラワー作品の作家さんで、年齢はたぶん私と同じくらい。
花をドライにするところからご自分でされていて、
美しい色合わせで完ぺきなフォルムの作品を作られます。
インスタにも毎日投稿、花仕事のことだけではなく、
日々ご家族との生活も充実させ楽しんでおられる方だとお見受けしています。
こんな人がいるだなぁ…と同世代としては(勝手に)励まされ襟を正すような思いで見ています。
その方が昨日エラく凹んでおられまして・・・
その方はインスタ予告でリースの販売もされているのですが
フォロワー3万人以上の人気作家さんなので購入希望が殺到。
買えなかった方から購入システムについてキツい言葉のクレームが複数あったようです。
私は「会社が物売ってるんじゃないんだからムリだって」とつぶやき、とても気の毒に思いました。
広く誰の目にも届くSMSには自分の作品を人に見てもらえる
人の作品を見せてもらえるという利点も多いですが
不特定多数の人の目に触れ、一瞬のうちに想定外の域まで行ってしまうこともある
想像を超えた良い反響が訪れるかもしれないけれど
不特定多数の中には色々な考えの人がいて、時に傷つけられてしまうこともある
そんなことを思うとちょっと恐ろしくなります。
その作家さん、「私のやり方の改善点を考えだすと何も手につかなくなって時間だけが過ぎていく」
と書いています。 「少しの時間でも制作にあてたい」と言う意欲的な方なのに。
でも、私の予想ではこのヒト ガーンと凹んでそれを皆の前でボヤいたら
すぐにまた立ち直って作り始めると思います(知らんけど)。
「アナログ人間」を自称するその作家さん、それでいいのだ!
と、応援DMを送りたくなりましたが返信する時間が勿体ないでしょうからやめました。