サヨナラ

元気に年を越したヤドリギ
このヤドリギを採取し送ってくださった方に聞くと
うまくいけば丸い巣のような形のままドライになることが、稀にある
ということだったので 期待していましたが
先週あたりから力尽きたように、ドサドサと枝を落とし始めました。
一番元気な仲間の枝に余力を授け、まだ青いまま節から我が身を切り離していきます。
その潔さが切なくて胸が痛みます。
何か私の管理がいけなかったかと思うのですが
同じ日・同じ所から来た友人の所のヤドリギも、同じ状態だそうです。
寂しいけれど・・・ 「無くなってしまうから愛おしいのだね」と彼女と言い合って
大きなヤドリギと一緒にクリスマスと新年を過ごせた幸せに感謝することにしました。
切られなければ、このヤドリギは今年の秋も来年の秋もその先も実をつけたのかなと思うと
もうヤドリギを買うのはやめようかと思いますが、
年末になったらまたほしくなって買ってしまうかもしれません。